7月30日 相場情報

《中国の影響力》

【7月30日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=153円81銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:40,539.93 (-49.41)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売:8906.0(-112.5)
 ②午後売:ー

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:4.062(-0.0425)
 ④金:2377.3(-2.7)

※WTI 原油先物($/bbl)
 ⑤75.81(-1.35)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1420円
 ②ロンドン午後:ー
 ③N.Y. : 1430円

※ニューヨーク為替引値(円)
154.01-154.04(0.29円安-0.31円安)

【7月29日:昨日の状況】
※国内銅建値1430円(7月26日より-30円)

《中国の影響力》

※海上運賃が世界的に高騰しているようです。弊社の取引に
関わる例では、日本→中国、日本→マレーシアなど、日本か
らの輸出取引においても、またマレーシア→中国、タイ→
中国など三国間取引でも、同じようにコンテナが不足気味で、
結果、海上運賃が高騰しています。

※コンテナ船に積まれる海上コンテナ(箱)は、船会社の所
有物で、船会社は船を世界中の海であっちゃこっちゃと展開
させているので、その箱も世界中に散らばっていることにな
ります。我々の業界用語で言う「通い箱」の役割を、してい
ます。
※状況により荷物の需要がある地域にコンテナが集中してし
まい、そうでない地域に行き届かないことが、たびたび起こ
ります。
※そうした場合、コンテナが行き届かず不足している地域で
は需給が逼迫し、コンテナの料金が高くなる、いわゆるダイ
ナミック・プライシングが用いられます。

※最近では、ホテルの料金で有名なダイナミック・プライシ
ングですが、要は供給者が「人(需要者)の足元を見て価格
を上げる」わけです。なんともあこぎな、、。

※さて冒頭に書きましたコンテナ不足が何故起きているかと
言えば、中国からヨーロッパ向けの電気自動車(EV)輸出、
特に減税期限を前にしたかけこみ需要のせいだとか。
※完成品なのか部品なのかは知りませんが、いずれにせよ中
国の企業がコンテナを高値で抑えている(船会社にブッキン
グしている)為だそうで、ここでも中国の影響力が大きい。 
やはり量を扱っている国は、周囲に与える影響が大きい。

おまけ
昔聞いたジョークで、中国の海岸線に中国人が何千キロに渡
って並び、「せーのっ!」で同時にジャンプすると、津波を
起こすことができ、その津波で日本に大打撃を与えることが
できるとか。本当か!?

日本の皆様、ご安心下さい。大丈夫です。中国の方々同志、
そんなに息を合わせることは出来ません。
(日本人ならできる? 団体戦で勝つのは日本のお家芸!
いいぞ!体操チームジャパン)

※雑線(ヤード持込):【7月29現在】
【1】ワイヤーハーネス:600円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):580円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):510円前後
【4】雑線B :390-420円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】

以上